上海1年目の夏の思い出

毎年、夏だけは海へ家族旅行をしてきた我が家ですが、今年は近郊のホテルに一泊し、リゾート気分を満喫しました☆

行き先は、「ソフィテル上海佘山(シャーシャン)オリエンタル」。
佘山(シャーシャン)は、上海市内から1時間程度で行けるちょっとしたリゾート地で、近くにはゴルフ場やら遊園地やらもありますが、今回は暑くて観光気分ではないのでw、ホテルからは一歩も出ずプール三昧にしました。

我が家から地下鉄で行けないことも無かったのですが、ちょっと贅沢にタクシーで☆
・・・コレが失敗しまして、運転手さんが道に詳しくなかったからか、高速に乗ってビュンビュン飛ばして遠回りしてくれたおかげで、タクシー代は予想以上に掛かるわ、ムスメは車酔いするわ(汗)
でも、ホテルには無事に到着したのでヨシとしましょう。
(ちなみに、帰りは地下鉄とタクシーを乗り継ぎ、行きの半分くらいのお金と時間で家にたどり着きました。)

チェックインには早い時間でしたが、平日ということもあってか、嫌な顔一つせずキーを渡してくれました。
そして、フロントの人が、中国語はもちろん英語もつたない私たちに対して根気よく説明してくれることに新鮮な驚きを感じてしまいました。彼らは仕事なので当然といえば当然の対応なんですが、中国で「ハァっ?!」と聞き返されたり早口で捲し立てられたりしないなんて、逆にあり得ないことなのでw

どうにかこうにかチェックインを済ませ部屋に入ってみると、予想以上にリゾートなお部屋でムスメと一緒にテンションが一気にあがりました☆
ムスメ用のエキストラベッドを入れたらぎゅうぎゅうになっちゃいましたがw
(このベッドを入れてくれたスタッフさんも素敵な笑顔で癒されました〜)


↑ダイビングしようとしたら、「グチャグチャになる前に写真撮らなきゃ!」とムスメに叱られまちた(汗)



↑バルコニーからはプールが一望できるので、夜になったらここでお茶を飲もうと思っていたのに雨でびしょびしょになり断念・・・


(主に私とムスメが)ひとしきり騒いだ後、ホテルのレストランで昼食をとり、水着に着替えて早速プールへ。
最初はほぼ貸し切り状態でした。


↑36元で手に入れた浮き輪で漂うムスメとお供するオット


ベトナムから運んでいる(らしい)砂が敷き詰められたプチ砂浜


水深は一番深い所でも1mくらいで、これといった設備はないのですが、人口の砂浜があって、不快感を感じるようなマナーの人もおらず、なかなか居心地の良いプールでした。
虹橋空港が近いので飛行機はバンバン飛んでいたのですが、何より車の走行音やクラクションが全く聞こえず、静かで快適だったのもよかったです。

私とオットは交代で休憩しましたが、ムスメは砂山を作る以外は水に浸かりっぱなしで手も足もシワシワにふやけていたので、かなり楽しんでいるようでした。

夕方、スコールのような雨が降り、全員が屋内プールに移動したので、さすがに芋の子を洗う状態になり、私たちは退散しました。

夕食は、ちょっと背伸びして地中海料理のレストランへ。

どれも、まぁまぁなお味だったのですが、私の強い希望で注文したパエリアだけが絶望的な味だったのが残念でした・・・バカ舌で有名な(?)私たちでも食べられないくらい、魚介類の生臭さが感じられるパエリアでした(涙)
ワインなどを楽しむ人には調度いい味なのかも、とフォローを入れておきますw

ちなみに、隣はビュッフェレストランで、壁が無いので様子がうかがえてしまうのですが、片手に料理を山盛りにしたお皿、片手にカニ足数本を花束のように掴んで席に戻る中国人マダムの姿が見え、つくづく我が家は小食一家だと実感しました。

食後にプールサイドを散歩したのですが、適度にライトアップされていて、これもまた良かったです。
その夜は、「暑くて寝れな〜い」と言っていたムスメが3分で寝落ちるほど、文字通りバタンキューでしたw

翌朝、朝ご飯をモリモリ食べ、再びプールへ。チェックアウトの時間ぎりぎりまで楽しみました。

滞在中は、夕方に少し雷雨があったくらいで好天に恵まれましたし、上海にいることを忘れてしまうほど、ゆったりと静かな時間を過ごすことができ、お手軽にリフレッシュできてよかったです。

ムスメにとって、今年の夏休みはなかなか大変だったはずですが、これで少しは楽しい思い出も加わってくれれば・・・と思います。