まるにねん

ウカウカしてたらもう4月に。そして、上海在住歴も丸2年となりました。早いものです。

このところは、日本の「年度の変わり目で慌ただしいー!」という様子をツイッター上で眺め、取り残されたような、ちょっと切ない気持ちになりつつ、高みの見物を決め込んで優越感に浸ってみたりもできて、それなりに楽しんでおりますw
ありがたいことに、ここ半年ほどは「あれ?いま春なの??」と時間の経過に気づかないほど濃密な時間を過ごし、また突然ポッカリ時間の余裕が生まれたりと、起伏に富んだ日々を送っております。一時帰国の際、友人などには「なんだか飽きちゃった☆」なんてほざいておりましたが、そこはさすが中国さん。まだまだヒヨっ子だと実感いたしました…。

さて、この2年を振り返るというのを試みたのですが、一般的な駐在太太さんのように精力的に上海生活を満喫するでもなく、ネタになるようなトラブルもなく、びっくりするほど何にもない2年間でした(汗)
私の脳みその記憶領域が「一晩寝るとコロリと消去される」というステキな機能を持っているおかげともいえますが、「特筆すべきことのない2年」って、結構すごいことだとも思います。いきなり日常がひっくり返るような出来事に見舞われないとも限らないことは、3年ほど前に知らされましたし、ね。
そう考えると結局、「自分を取り巻く環境に感謝」ということに集結されるな、と思います。

なんだか「意識高い高い」雰囲気でこしょばゆいのですが、自分の至らなさを痛感することが加齢するにつれて増えるという、思わず脳内で
 私:「かみさま、なんの罰ゲームですか?」
 かみさま:「ちゃんとがんばらなかった当然の結果です」
という会話を再生するような日々を送る中、それでもフツーの生活ができるのは、ひとえに周りの人たちに支えられてるから、なんです。ありがたやありがたや…。
(そんなことをツイッターでつぶやいたら、優しい方に「私の人柄がそうさせている」と仰っていただいたのですが、よっぽど見てて危なっかしいんでしょうねwめんどくさいヤツと関わっちゃって運が悪かったとお考えくださいませおほほ。)

これからの1年も、病気やけがなどなくなるべく平穏に過ごすことを一番の目標に、この行き当たりばったり根無し草人生を楽しんでいければいいかな、と思っております。