ハンティング

こちらでお世話になっているKさんの会社のイベントに便乗して、イチゴ狩りに行ってきました。

会社に集合し、チャーターしたバスで移動すること約1時間。地名がサッパリ分からないのですが(汗)、イチゴの産地らしき所に到着しました。

一面に広がる菜の花畑に、コケッコーの鳴き声と共に漂う鶏糞の臭い、そしてたくさんのビニールハウスの中には見慣れたイチゴが栽培されていて、そこが狩りの舞台でした。

相変わらず言葉が分からないまま、おばちゃんに手渡された箱に収穫したイチゴを入れていったわけですが、開始からほんの数分でオットは狩りに飽き、ただの箱持ち担当に。
一番楽しんだのはムスメでしたが、採集という行為はメスの方が向いているのかも?

実は、我が家全員がイチゴ狩り初体験だったため、日本と比べてどうなのかは分からないのですが、最後に重さを測って課金されるシステムだったようです。

で、その計測のときに、コケッコーという鳴き声を上げていたニワトリが産んだであろう卵も合わせて販売されていて、同行していた上海人の何人かは買っていたみたいでしたが、我が家を含め日本人は誰も購入せず、「日本人てケチ?」と思わせてしまったかもしれませんw

ちなみに、そこではヤギも飼育されていて、その辺に生えている菜の花を食べさせたりして、都会っ子の上海人も楽しんでいました。

狩りの後は田舎料理を食したのですが、人生初のタニシ料理を頂きました。

臭みは感じませんでしたが、何しろ小さくて食べる部分が少ない割に手がベタつくため、私たちはあまり食べずにいたら、上海人たちがスゴイ勢いで食べていたので、人気料理のようでした。
特に、同席した6歳の男の子が、タニシ料理ばかり食べていてビックリw彼は何個食べ切ったのか…

我が家は早々に満腹になり箸を置いたのですが、上海人たちはずっと食べて飲んで喋っていて、ホントにパワフルでした。
鉄の胃袋が欲しいです。

結局、普通の中華料理とどう違うのか分からなかったものの、美味しく頂きました。

帰りのバスでは、我が家は出発と同時に眠りに落ちましたが、子どもを除く上海人たちは、ずっとしゃべり続けていて、その体力のヒミツをぜひ知りたいものですw


市内から車でほんの1時間の所が、まるで別世界のようで、中国の不思議さを感じた1日でした。