ことばのチカラ

日曜日は我が家で、ご近所に住む中国南部出身のTさんに中国語レッスンをお願いしています。
Tさんは、語学学校などには通わず独学で日本語を身につけたとのことで、ちょっとした雑談にも聡明さを感じる素晴らしい女性です。(しかも40代とは思えないアクティブさで思わず憧れてしまうほど☆)

レッスンの目的は当然、語学力を身につけるためなのですが、私には別の効用もあってホントに助かっています。
というのも、私は今年34歳にして中国へ行くわけですが、「私も32歳で日本に来たから、あなたも大丈夫!」と言ってくださるのが心強くて、不安が少し軽くなるのです。

もちろん、Tさんは相当な努力を続けてこられたはずだし、私は彼女ほどの賢さを持ち合わせていない分、それ以上に頑張らないといけないことは想像に難くないのですが(汗)

私の身の回りで、彼女ほど説得力のある「大丈夫!」を言える人はいません。
言葉というツールは、それを使う人の中身が薄っぺらいと、どんな言い回しも心には響きませんが、人を傷つけるのは薄っぺらくても可能です。(むしろ薄っぺらい人の方が深く傷つきそう・・・)

「生きてきた年数分くらいの厚みは持てているのか」という別の不安が湧き上がるのを見ないフリしつつ、Tさんのように「言葉のチカラ」を良い方向に大きく伸ばしたいと思います。