パパの手引きのようなもの?

パパのきもち、パパの考え、パパの夢、いろんなパパからいろんなパパ視点を発信するサイト『パパノ』

私は普段、くだらないことばかりTwitterで呟いていますが、フォローしているのは素晴らしい方ばかりです。その中に、ご本人からは「ストーカー」の称号をいただくほど追い掛けている方がいて、その方を含む数人でサイトを立ち上げられました。おめでとうございます!

少し前から何やら準備をしてらっしゃるなぁと思いつつタイムラインを眺めていたので、今回立ち上がったサイトに対して部外者のくせにフラットに見れていない部分がありますが、Twitterという本来はユルいつながりを生むツールから発生した有志が集まって、ゼロからモノを作ったということは本当にすごいことだと思います。
私は、そういうことを実行してしまう人に対して強く尊敬の念を抱く性質ですし、また、空中分解させず運営していくことの大変さをちょっぴり理解しているので、スタートアップ期に水を差す人をついつい軽蔑してしまいます。
例えば、いわゆるトンデモ系やデマ、人権を侵害するものはツッコミを入れて然るべきだと思いますが、自分が気に入らないという理由でケチをつけるのは、やはりいかがなものかと思います。
(手を動かさない人ほど口は動くと言いますが・・・とちょっと毒吐き)

このサイトの場合、個人的な理由に帰結してしまいますが、オットに面と向かって聞きにくいようなことを知ることができますし、今回の「パパの役割」というお題のおかげで「じゃあ、ママの役割は?」という振り返りができたので、いいコンテンツが手に入ったというメリットこそあれ、存在を否定する要素はありません。
どうしても雑音の方が大きく伝わりがちだと思うので、微力ながら今後の更新を楽しみにしている声を出してみた次第です。


さて、せっかくなので、感想など。

パパライターさんたちの投稿を読んで、オットはどう捉えているか想像してみましたが、当然のことながらバックグラウンドが同じではないので、また違った考えなんだろうなぁと思いつつ、きっとパパライターさんたちと同じくらいきちんと考えてくれているんだろうな、と勝手に誇らしい気持ちになりましたw

オットの場合、物理的にはパパライターさんたちほど“イクメン”ではなかったように思いますが、私一人では自分の思うように子供を育てることはできなかったと断言できるほど、大きな役割を担ってくれています。
パパライターさんたちの投稿の中から、オットが担ってくれている部分と重なる箇所を引用させて頂くと、

生活費を稼ぐこと
妻とは違うスタンスで子供に接すること
最終意思決定者であること
 ーケイタ@fmtyさんー

親であるがゆえの、楽しみ、苦労、大変さを共有できる、もうひとりの親
 ーIchinosekiさんー

パパの外交
 ーmi-syaさんー

・・・といったところでしょうか。
私が把握しているだけでも、とてつもなく大きい役割です。(シングルで子供を育てている方は本当にすごい!*1

ちょっと話は逸れてしまいますが、私は「血のつながり」を重視しない傾向がありまして、養子だとかステップファミリーだとか同性カップルだとか、外枠の部分はどうでもよくて、役割を担える人であれば家族として機能すると思っています。
逆に言えば、その辺の役割が担える人でないと、血のつながった父母だとしても機能しないわけで、そこは自戒を込める部分でもあります。

それから、「ママの役割」を改めて考えるにあたり、mi-syaさんの書かれていた「子供のしでかした全てに責任を取る」という部分で感じたのが、「私は責任は取れないな」ということでした。

私はムスメの安全基地でありたいと思っていて、最終的には彼女を全肯定するつもりでいるので、もしムスメが取り返しのつかないことー極端な例ですが、殺人を犯したとして、それでも私は「ムスメが生きていてよかった」と思うだろうな、と。オットがそう思わないというわけではないでしょうが、そこからもう少し先の部分で判断して行動できるのは、私ではなくオットだと思います。

私もかつては「ちょっと子供と公園で遊ぶだけで“いい旦那さん”とかチヤホヤされてずるい」と思うこともありましたが、これだけの役割を担ってくれていることを考えたら、むしろ物理的なお世話といった肉体労働部分で勘弁して頂いてすみません!という気持ちになりますw


つらつらと書いてしまいましたが、妻の立場からみると、子育てにおける重要な相方について「知ること」から始めるのにぴったりなコンテンツだと思います。
パパたちの間で盛り上がって、それを覗き見させてもらえたら嬉しいですw

最後に、編集長の曽山さんの言葉で特に強く頷いた箇所を引用します。

みなさんのご家庭で、パパの気持ちも、ママの気持ちも、子どもの気持ちも、
お互いが尊重し合えるような素敵な家族を築かれていくことを夢見て。

*1:「シンママ状態」という表現にモヤッとする理由はこれです