ごひゃく

上海に住み始めて、今日で500日になりました。
それだけの日数を過ごしてきたのか、という実感の無さと、その割にこれといったトラブルも無く平和に暮らせていることに改めてビックリです。

先月、オットの高校の同級生の方がご夫婦で上海に赴任してこられ、お食事をご一緒したのですが、お二人が「まだ来たばかりで・・・」とおっしゃるのを聞いて、まだまだペーペーな私たちでも先輩になってしまった!と焦りました(汗)
そのとき奥様に「いつ頃上海で生活するの慣れました?」と聞かれ、言われてみると、はっきりとした区切りのようなものは無いなぁ、と思いました。

というのも、(他の都市で生活したことがないのですが)上海は海外ビギナーにも暮らしやすい都市で、思ったより違和感なく暮らせているからだと思います。
まだまだ言葉はわからないし文化の違いなども感じますが、上海の人たちが外国人慣れしているというか、外国人である私たちをある意味面白がってくれているように感じますし、幸い日本人だからということで困ったこともありません。
そういう意味では、いつの間にか慣れたともいえますし、まだ慣れていないともいえます。

大学進学で地元を出て以来、同じの土地に4年以上とどまったことがない根無し草なので、受け入れてくれる側の気持ちは分かりません。どうしたって「よそ者」という立場なのかもしれませんが、それでも移動する先々ではできるだけ馴染みたいと思って振る舞うように心がけています。

そういった国内の引越しも何回かした経験もふまえて、なにをもって「慣れる」というか、私なりに定義すると
“ご近所さんと顔なじみになったり、出先で偶然会って「こんにちは〜」と挨拶できる人がいる”
ということかな、と思います。
私の場合、そういう人がいることで自分が「ココ」に所属している実感が持てて、落ち着けるみたいです。

ありがたいことに環境にはめぐまれました。あとは自分次第。
501日目からの生活も楽しいものにしていきたいです。